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マヌカハニーの残留農薬グリホサートに関する報道について

2021.01.31 | マヌカハニー

マヌカハニーの残留農薬グリホサートに関する報道についてのイメージ画像

先日のヤフーニュースで、『NZ産蜂蜜から発がん性疑惑農薬を検出 厚労相、輸入禁止検討も』というセンセーショナルな見出しの記事がアップされ、再び話題になりました。
この記事を読んで、不安に思われた方も数多くいらっしゃると思いますので、安心していただくために、少し補足をさせていただきます。

初回の報道を受けて、厚労省が検査を強化したところ2件の検出事例があったので、改善が見られるまで検査を継続するというのが今回の報道の趣旨であり、『NZ産蜂蜜から農薬を検出』という話は残念ながら事実ですが、『厚労相、輸入禁止検討も』に関しましては、ニュージーランドのラジオ局が噂として話しただけで、厚労省も否定しています。

厚労省の資料によると、
【残留基準値の欄に記載のない食品(大豆、牛の筋肉、豚の筋肉、しいたけその他のきのこ類、鶏の卵、魚介類など数十種類の食品群)については、一律基準(0.01ppm)が適用される。】とあり、ちなみに、いんげん豆は 2 .0ppm(200 倍) 、小麦は 5 .0ppm(500 倍) 、大豆は 2 0ppm(2,000 倍) が残留基準値です。
はちみつは、残留基準値の欄に記載のない食品に該当しますので、0.01ppmが適用されます。

、、、と、このように、日本のはちみつへのグリホサート残留基準はとても厳しいのです。

ただ、厚労省も、これが現実的ではない数字である事を認めており、事故の通達書に以下の文章を補足しています。
『体重60kg の人が、グリホサートが 0.08 ppm残留したはちみつを、毎日750kg摂取し続けたとしても、 一生涯の平均的な摂取量が許容一日摂取量を超えることはなく、グリホサートが健康に及ぼす影響はありません。』
(これを聞くと、安全に対する基準が厳しいことに越したことはありませんが、でも何でこんなに現実的ではない基準を設けているのでしょうね???)

現在、日本に入って来ているニュージーランド産のはちみつは、これまで以上に厳しい検査を受け、クリアしたものだけが輸入販売を許されていますが、健康のために食べているはちみつは特に安全であるべきです。
私たちはこれからも、養蜂家、製造メーカー、輸入元とともに安全に気を配り、より安心してお召し上がりいただける美味しいマヌカハニーをお届けしてまいります。

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