HONEY JOURNAL

マヌカハニーの味の違いについて

2020.07.14 | はちみつ豆知識

「ハニーマークスのマヌカハニーは美味しい」「マヌカハニーは(味が)食べにくいハチミツだと思っていたけど、ハニーマークスのマヌカハニーはまったくそんなことはない」というような嬉しいご意見を、お客様からよくいただきます。

他社のマヌカハニーと何が違うのか?
今回はその味の部分についてお伝えしたいと思います。

『マヌカハニーについて、よく頂く質問の一つが味の違いです。
厳密な検査が行われている現在のニュージーランドにおいて同スペックのマヌカハニーに要素の違いはほとんどありません。
それにもかかわらず、メーカーによって味が異なるのはなぜでしょうか。

マヌカ蜂蜜の味を構成する要素は2つあります。
一つは蜜源の構成です。
蜜蜂の飛行圏内、半径4kmの中にはマヌカ以外の花もあります。
ニホンミツバチは様々な花から蜜を集めますが、セイヨウミツバチは特定の花から集める傾向があります。
ニュージーランドではセイヨウミツバチを使用しているのですが、それでも自然の中で多少は他の花蜜が混ざります。

北島ではレワレワの花、南島ではホワイトクローバーの花(シロツメクサ)が自生しており、いずれも蜜蜂が好む為に混入しがちです。
レワレワは色が濃く、個性の強い味、クローバーは色が薄く、甘い味です。
ハニーマークスのマヌカハニーを製造している100% Pure New Zealand Honey社の契約養蜂家は、ほとんどが南島なので、甘くて白いマヌカハニーが多く採れるのです。

もう一つの構成要素はテクスチャー(食感)です。
採れた時のマヌカハニーは褐色透明ですが、これをクリーム状に加工してから流通します。
クリーム加工と言っても、他の物を入れるのではなく、かきまぜながらゆっくり固まらせる事でクリーム状にする加工です。
もちろん非加熱です。

例えば、アイスクリームも原液をそのまま凍らせると固くなりますが、撹拌しながら固める事で柔らかい口溶けにしているのと似た原理と言えます。

このマヌカハニー加工工程を最適化する事で、舌の上で滑らかに溶けるテクスチャーになり、マヌカハニー本来のカラメルの様な味が柔らかく広がります。

100% Pure New Zealand Honey社では、『Pure Flow(登録商標)』という工程管理技術によって、このプロセスの最適化を図っています。

先述した通り、マヌカハニー特有の成分に違いはありませんがそれ以外の点を工夫することによって、メーカーごとに味の違いが出ているのです。

三幸貿易㈱ 代表取締役 伊藤 謙 』

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