いくつか前の記事で、冬場に不調を感じた時のマヌカハニーの使い方をご紹介しました。
今回は、健康維持や免疫力アップのために毎日の生活に取り入れたいという方々から、
「どんなタイミングで食べるのが良い?」
「どれくらい摂るのが適量?」
というご質問をたくさんいただいたので、日々のマヌカハニーの摂り方をご紹介します。
シーン別マヌカハニーの食べ方
起床後の空腹時に
店頭では、毎日ティースプーン1杯分(5g)、もしくはハニーマークスのスティック1本(5g)を起床後と就寝前も摂るようお伝えしています。もう少し丁寧にご説明すると、朝食前の空腹時に食べて胃腸にマヌカハニーをとどまらせ、30分ほどあけて朝食を摂るのがおすすめです。
この食べ方は、マヌカハニーは腸内細菌への殺菌効果を持ち、かつ善玉菌は活性化させるという研究結果に関係します。胃に何も入っていない状態で食べることで、マヌカハニーが胃腸にまんべんなく行き渡りとどまることで吸収率を高め、その効果を最大限に発揮できると考えられるためです。
夜は歯磨き後に
朝と同様に、夜は就寝前にティースプーン1杯分(5g)、もしくはハニーマークスのスティック1本(5g)を摂取してください。一般に就寝2~3時間前までに食事を済ませるよう推奨されているのは、食べたものが消化吸収されるのに2~3時間かかるため。夕食が消化吸収された後にマヌカハニーを食べるのは朝と同じ理由ですが、さらに、就寝時は副交感神経が働いて腸の吸収作用が活発化します。
ちなみに、就寝時にマヌカハニーを摂るのは、歯磨きの後がベストタイミング。「歯磨きの後に、甘いものを食べちゃダメ。」という幼い頃からの固定概念を打ち砕かれますが、マヌカハニーの抗菌・抗ウイルス作用で、虫歯・歯周病・口内炎・口臭などの予防が期待できるためです。
運動・トレーニングの前後に
ランニング・ジョギングや各種スポーツなど日常的に運動やトレーニングを行っている方には、素早く吸収されるはちみつを体を動かす前後で摂取するのが最適です。朝晩のマヌカハニーは健康維持や免疫力向上のため、運動・トレーニング前後の摂取はエネルギー補給と筋肉づくりのため。
運動・トレーニングの前にマヌカハニースティック1 本を摂取すると、糖質がエネルギー源となって体を動かしてくれます。もし、エネルギー源の糖質を摂らずに不足したまま運動すると、体内のたんぱく質を分解してエネルギー源にすることになり、筋肉の元となるたんぱく質が目減りしてしまいます。
また、運動・トレーニング後45分以内はプロテイン摂取の「ゴールデンタイム」と聞いたことがある方も多いと思いますが、その前にマヌカハニーを摂るのがおすすめです。できるだけ早くマヌカハニーで栄養を補給し、栄養不足によって引き起こされる筋たんぱく質の分解を抑制すると同時に疲労回復を促進。その後、プロテインを補給して傷ついた筋肉細胞を修復するのが良いでしょう。
エネルギー補給・疲労回復に優れたはちみつのなかでも、天然の抗生物質と言われる「マヌカハニー」は、ドーピング検査の対象となるプロアスリートにも愛用されています。
ここまでご紹介してきたように、マヌカハニーは一度に摂取するよりも数回に分けて食べるのがおすすめです。
目的が「日々の健康維持」の場合も、「運動・トレーニング」の場合も、最適な1日の摂取量は10~30gとされているので、最大でもティースプーン(5g)6杯、またはマヌカハニースティック(5g)6本です。マヌカハニーには様々な効果が期待できるとはいえ、適量以上に摂って糖分の過剰摂取になると悪影響が出る可能性もありますので、期待する効果を十分に引き出すためにも気をつけて摂りましょう。