HONEY JOURNAL

コムハニーは蜂の巣?

2023.06.02 | コムハニー

「ザ・蜂の巣」という目をひくビジュアルということもあり、当店ではマヌカハニーに次ぐ人気商品の「コムハニー」。
今回は、店頭で興味を示されるお客様からもよく尋ねられる「コムハニーって、蜂の巣を食べるの?」などの疑問にお応えし、「コムハニー」について詳しくご紹介します。

 

コムハニー = 巣蜜
コムハニーは「蜂の巣」ではありますが、巣のなかでも蜜蜂が集めてきた花の蜜を貯め込んだ部分をカットしたもので、蜜蜂の住まいではありません。正確にコムハニーを表現すると、「蜂の巣の一部である蜜の貯蔵庫」で、幼虫はそこにはいません。
日本語ではコムハニーを「巣蜜」と言いますが、その名の通り、蜂の巣から取り出したままの天然のはちみつです。そのため、「蜂の巣を食べるの?」という疑問に対しては、「巣に貯められたはちみつを食べる」というのが正しい答えになります。

 

コムハニーの栄養成分
一般的に、瓶詰めのはちみつなどは、蜂の巣を遠心分離機にかけて採蜜した後にフィルターを通して濾過したものを容器に詰めます。対して、コムハニーは前述したように、巣から取り出した自然のままのはちみつのため、通常はフィルターでキャッチされてしまう花粉などもそのまま残っています。
それが、蜜源となる花の風味が残り、栄養価も高い「贅沢なはちみつ」と言われる所以です。
はちみつにはビタミン類やミネラル類、アミノ酸など多くの栄養素が含まれていますが、加えてコムハニーには、花粉に由来するタンパク質などの栄養素や、「巣」を構成するプロポリス成分が持つフラボノイドなど、さらに豊富な栄養成分を摂ることができます。

 

ハニーマークスのコムハニー
ハニーマークスでは、ほぼクローバー蜜からなるニュージーランド産(340g)と、アカシア蜜のハンガリー産(200g)、2種類のコムハニーを取り扱っています。
いずれも、蜜蜂たちが作った正六角形の”蜜蝋タンク“に、はちみつがたっぷり詰まったクオリティの高いコムハニー。そのため、これまではブライダルシーンなどをはじめギフトとして利用される方が多かったのですが、最近はコムハニーの認知が広がったことで、男女問わず20〜30代のお客様を中心に、日常づかいでのご購入も増えてきています。

 

おすすめの食べ方
蜂の巣を作っている原料「蜜蝋(みつろう)」の、ザクっとした食感が特徴的なコムハニー。
パンやパンケーキ、クラッカーとの相性が抜群なので、まずはカットしたコムハニーをのせて食べて見るのがおすすめです。口の中に残る蜜蝋はそのまま食べても、気になる方は出してしまってもかまいません。
また時折、コムハニーの縁や表面の蜜蝋部分に赤茶色の斑点がわずかに残っている場合がありますが、それこそがプロポリスなので、ぜひ取り除かずにそのままお召しあがりください。
ほかにも、手軽にヨーグルトやピザと一緒にコムハニーを楽しむレシピをこちらで紹介していますので、お試しください。

はちみつがたっぷり詰まったコムハニーをナイフでざっくりカットして、贅沢にのせたフレンチトーストやパンケーキ。ゆったりと時間が流れる週末ブランチに、ぜひどうぞ。

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